10年来の友人と噛めば噛むほど味が出た「ガムトーク2」

コロナでなかなか会えない人と、オンラインでもあそべて盛り上がるゲーム、角刈書店さん(@kakugariS)の「ガムトーク2」をご紹介します。

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ガムトーク2/角刈書店

ボードゲーマーさんのツイートで何度か見かけて気になっていたところ、偶然にもメーカーの角刈書店さんがプレゼントキャンペーンをしていらっしゃったので、応募してみたら当選しました。ありがとうございます! 

角刈書店 ボードゲーム ガムトーク

角刈書店 ボードゲーム ガムトーク

  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

どのようなゲームか

ひとことで言うと「カードに書かれているお題についておしゃべりする」というゲーム(?)です。お題に沿って好きなことを話せば良いので、勝ち負けなどは生じないのですが、こういうものもボードゲームと言うのですね。(角刈書店さんがボドゲメーカーさんだからかも。)

開封してみた

箱の中に、板ガムのようなカードが60枚入っています。

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板ガムのようなカードが60枚入っています

各カードの表には、ランダムで1〜6の数字が書かれています。裏にはお題が6つ書かれています。

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各カードの表には1〜6までの数字、裏にはお題が6つ書かれています

公式のあそびかた

あそび方は

  1. 適当なカードを箱から1枚引きます。
  2. 箱の中の一番上のカードに書かれた数字を見ます。
  3. カードを引いた人が数字に該当したお題の話をします。

という、単純明快なもの。

話にオチがなくても大丈夫。話終わったら『良い話や』と言ってあげてください。場が和みます。

とも書いてあります。

実際にあそんでみた

10年来の友人2人を誘って、3人でGoogl Meet(ビデオチャット)上であそんでみることにしました。

オンラインでできるようにあそびかたをアレンジ

公式のあそびかたは実際に集まってあそぶことを前提としているので、少しアレンジしました。

  1. 私がカードをバララララ…と繰るので「ストップ」と言ってもらい、そのカードのお題の載っている面を、カメラに向かって見せる。
  2. 画面共有した乱数メーカーで、1〜6までの数字をひとつ生成する。
  3. カードにストップをかけた人が、乱数メーカーで生成した数字に該当したお題の話をします。

今回は、お題の番号を決めるのに乱数メーカーを使用しましたが、サイコロを用意してカメラで映すほうが楽しいかもしれません。

乱数メーカーとは、ボタンを押すとランダムな数字を表示してくれるプログラムです。たとえばこのサイトのようなもの。

ルールのおかげで話すハードルは低め

気心の知れた間柄であるということもありますが、あらかじめルールとして

話にオチがなくても大丈夫。話終わったら『良い話や』と言ってあげてください。場が和みます。

と書いてあるので「面白い話をしなくては!」というプレッシャーを感じなくて済みました

リアクションのハードルも低め

話を聞く方も、なにも感想を思いつかなくても『良い話や』と言えば良いので、リアクションのハードルが低くて気が楽でした。

無理に関心したふりをしなくても「良い話や〜!!」と言えば「聞いてたよ」のサインになるのでとても良いルールだと思いました。

実際にはどの話も面白かったので、無になることはありませんでしたが、よく知らない相手とあそぶときには絶大な効果を発揮しそうです。

よく知っている相手の意外な一面がわかって面白い

10年来のつきあいなので、お互いよく知っている間柄なのですが、今まで語られることのなかった一面がポンポン飛び出して来て驚きました

私たち、まだ噛めば噛むほど味が出る間柄だったのね。

 

ちなみに、実際に出たお題は以下のとおりです。

  • トイレットペーパーの話:買い占め騒ぎで焦ったよね!
  • ソファーの話 :ソファーをもらったんだけど、家に対して大きすぎた
  • 実績解除の話:新しい推しができて世界が広がった
  • 最近きかない話:以前やっていた趣味について
  • 紫の話:「ガラスの仮面」(紫のバラの人)いつ終わるんだろうね
  • カブトムシの話:実はこどもの頃、幼虫から育てていた

お題に関することがすぐに思いつかなくても、周りがアシストして話を膨らませたりして楽しみました。

よく知らない人とあそんでも面白いはず!

今回はよく知っている相手とあそびましたが、前述のとおり話したり聞いたりするハードルが低いので、初対面の相手や、微妙な距離の相手とあそんでも盛り上がると思います。

サイクロプスの話」など「そもそも意味がわからない」というようなお題も混ざっているので、話の内容もさることながら、相手が困っているときにどのようにアシストするかなどでも人柄が見えてきて親睦が深まります。

おすすめポイント

いつでもどこでもあそべる

ちょっとした空き時間から、1時間以上時間があるときにも飽きずにあそべます。

公式の商品説明では、活用シーンとして「旅行中、行列待ち、ドライブ中」を挙げていますが、私は以下のようなシーンであそぶのも良いと思いました。

  • 同窓会など、久しぶりに会う人と話の取っ掛かりに
  • 職場などでの、コミュニケーション目的のレクリエーションに
  • 親戚の集まりなど、異年齢の集まりでのコミュニケーションに

持ち歩きにも便利なサイズなので、文字通りいつでもどこでもあそべます。

小学生から高齢者まで一緒にあそべる

ルールもわかりやすいので、ある程度順序立てて話を組み立てられる子であれば、小学生から高齢者まで一緒に楽しめそうです。

お値段もプチプラなので、小学生のお小遣いで買うことができます。

『良い話や』ルールでポジティブになる

話が終わったら「良い話や」とリアクションするルールなので、話し手の自己肯定感が高まります。また、落ち込んでいる人と一緒にあそんで、「良い話や〜!!」と言いあえたら、励ましになると思いました。

 

まだまだ自由に人と会うことができない状況が続きそうなので、ぜひ新しく知り合った人と、旧知の仲の人と、ガムトークでコミュニケーションをとりながら乗り切りましょう!

角刈書店 ボードゲーム ガムトーク

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